栄永ちょうど東京オリンピックの話が出ましたが、まさか4年後に東京でオリンピックが開催されるとは思っていませんでした。せっかくだから狙いたいですよね。
三宅狙いたいですね。その場に立てるという保証はないんですけど、でもアスリートはみんなオリンピックが目標でそこを狙いにいくので、一人のアスリートとしてそこにはチャレンジはしたいなと思ってます。
栄永もし東京ではなく別の都市での開催だったら挑戦しようと思いましたか?
三宅思ってないですね。 きっとそこに『東京』っていうモチベーションがあると思います。他の国だったら燃え尽きてると思うんですけど、目の前に自分の国でやるオリンピックがあるからこそ、そこにチャレンジしようという選手が本当にいっぱいいると思うんです。
栄永ちょっと大変かもしれないけどね、次の4年間って。
三宅そうなんです。でも限界とか壁は自分がつくるものなので、そこを越えた未知のところに挑戦してみたいと思ってます。
栄永宏実さんとはそんなしょっちゅうは会えないですけど、この10年のあいだ、例えば沖縄に行ってごはんを一緒に食べたり、パッションのメンバーもお父さんにごはんを食べに連れていってもらったり、僕はお父さんと二人で北海道に旅行行ったりとか(笑)
本当に三宅家にはよくしてもらっています。
三宅ありがとうございます。
栄永なんか三宅家とパッションってすごく関係性があって、宏実さんが頑張ることが僕らのパワーになるし、徹夜してでもいいものつくり作りたいという思いがすごく出て来ます。 選手側から見るとパッションのような会社はどういう存在ですか?
三宅うれしいですね。やっぱりマスコミの皆さんがいるからこそ、そこに中間の方が入ってくださることによって、私たちの競技だったりオリンピックを日本中の皆さんに伝えていただけるので、もしパッションの方やマスコミの方がいらっしゃらなかったら、きっと『三宅宏実』であったり、ウエイトリフティングというものを伝えられてはいないと思うので、すごくうれしいです。 ウエイトリフティングやオリンピックの魅力をたくさんの人たちに知っていただきたいなという気持ちがあって、だからこそもっと頑張りたいと思います。
栄永パッションも10年を迎えて、これから2020年に向かって全力でいこうと思ってるんですよ。やっぱり地元東京じゃないですか。 選手、アスリートもそうなんだけど、僕たちにとっても東京でできるということはもうないと思うんですよね。この4年間を無駄にしたくないっていうのは一緒だと思うんです。 東京ですばらしいオリンピックをやりたいっていう思いもそうだし、僕たちにできることはそれを伝えていくっていうこと、選手の頑張ってる様をみんなに届けていくことです。 本当に気持ちは一緒だと思うので、いいオリンピックにしたいですね。
三宅したいです。皆さんと一丸となって。 ウエイトリフティングが好きっていうパッションですよね。なんでも情熱がないとやり遂げることができないと思うので、これからもパッションをテーマにやっていきたいなって思ってます。
栄永うまい!
この10年間、映像を撮ることを通して宏実さんの成長を見てきたんですが、最近は女優デビューもしましたね(笑)
注)弊社のキャスティングで、日本テレビ系連続ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』第6話にゲスト出演
三宅貴重な経験をさせていただきました(笑)
栄永ああいう経験もたまにはいいですよね。
三宅ドラマに出るなんていうのは別世界のことだったので、オリンピックが終わっていろんな新しいお仕事を経験させていただくことができて、本当にありがとうございますっていう感じです。